冬の癒しドリンクでひと息。頑張った日に心にしみる、私の推しの一杯

冬の癒しドリンク集 ストレス解消方法

冬になると、なんとなく心が落ち込んだり、胃が重く感じたりしませんか。
「気のせいかな」「私だけかな」――そう思ってしまうかもしれませんが、
実は、寒い冬という季節そのものが、私たちの心と体にじわじわと負担をかけています。

そんなときに頼りになるのが、
「温かい一杯で、心と胃がふっとゆるむ」小さなセルフケア。

あたたかい癒しドリンクです

この記事では、冬のストレスをゆるめてくれるドリンクを、効果面でのコメントを添えながら紹介していきます。

「今日は、ちょっと疲れたな」
そう思った冬の日に、「これ飲んでみようかな」と思える一杯に出合えますように。

 

冬になると「心」も「胃」も疲れやすい理由

冬の寒さがストレスになる理由

冬になると、気持ちが沈みやすくなったり、胃が重く感じたりしませんか?
実はこれ、あなたが弱いわけではなく、季節による自然な反応です。

ここでは、冬に心と胃が疲れやすくなる理由を解説します。

寒さで自律神経が乱れる

冬の冷えは、体の内側にとって大きなストレスです。

寒さを感じると、体は体温を守るために交感神経を優位にする仕組みがあり、心拍数や血圧を上昇させることが知られています。

これが“冬になると心が疲れやすい”と感じる一因です。

その結果…次のようになりがちです。

*ちょっとしたことで緊張しやすい
*気づくと肩や首がガチガチ

*呼吸が浅くなる
*気持ちが落ち込みやすい

🔗関連する研究報告を見てみる⇒山梨大学医学部・新藤和雅氏による「冷え性と自律神経」 – J-STAGE掲載論文

この論文では、寒冷刺激によって皮膚交感神経活動が過敏に反応し、皮膚血流量が低下することが報告されています。
また、冷え性の人は交感神経が過剰に働きやすく、自律神経のバランスが崩れやすい傾向があるということです。

寒さからのストレスで“胃が縮む”感覚が起きやすい

「緊張したら胃がキュッとなる」
「ストレスで食欲が落ちる」
これは気のせいではありません。

寒さからのストレスを感じると、ストレスホルモン・コルチゾールは胃腸の働きを低下させ、胃痛や食欲低下を引き起こすことが分かっています。

つまり、体は血流を「消化器」よりも「脳や筋肉」に優先して送るように働くのです。
その結果、胃腸の動きが弱まり、冬の寒さでさらに拍車がかかっていきます。

症状としては…

*胃の重さ
*みぞおちの違和感
*食欲不振
*胃が固い感覚

こういった不調が起こりやすくなります。

「温かい一杯」でメンタルも体もゆるむ仕組み

冬の寒さから体を温めるホットドリンクが「心まで温まる」と感じるのには、ちゃんと理由があります。

温かい飲み物を口にすると…

*胃腸の血流がよくなる
*体の緊張がほどける
*副交感神経が優位になりやすくなる
*深い呼吸が戻る

という、“ゆるむ反応”が自然に起こります。

つまり、温かい一杯は、
「体 → 心」へとじんわり働きかけるセルフケアなのです。

 

冬のストレス対策に!本気で推す「あたたかい癒しドリンク」レシピ

市販の癒しドリンク集

私自身、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスで心がぎゅっと縮こまっていた冬、
救われるようによく手を伸ばしていたのが、 “温かい一杯” でした。

ここでは、そんな私が実際に飲んでみて「これは良い」と感じた、
心と胃がほっとゆるむ癒しドリンクだけを集めました。

一般的なおすすめではなく、
ストレスを抱えていた私自身の“実感ベース”の推しリストです。
超簡単なレシピをつけておきました。

・夜、考え事で眠れないとき
・胃がキュッとなるような不安を感じたとき
・仕事の合間に気持ちをリセットしたいとき

そんな冬の日に、そっと寄り添ってくれる一杯に出合えますように。

 

① 不安で落ち着かない夜には|ホットカモミールミルク

やさしいミルクの甘さ × カモミールの鎮静力で、眠れない夜に
【材料&作り方】
*牛乳 or オーツミルク or 豆乳(好みで) 200mlカモミール

*カモミールのティーバッグ  1個
*はちみつ  小さじ1

火にかけて温めたミルクに、カモミールのティーバッグを沈めて数分。
好みで、はちみつの甘さを入れて整えるだけ。

カモミールは、心身の緊張を和らげ、心地よい眠りに誘う働きがあるといわれているハーブ。カモミールに含まれるアピゲニンは、神経の興奮を抑え自然な眠気を促す働きがあります。
おつかれちゃん

ミルクとカモミールの組み合わせは、ほっとさせてくれます。
甘みを敬遠する人もいるかもしれないけれど、

少しでも「はちみつ」を入れると、

やさしさ体感が増し増しになるので、ぜひ

 

 

② 胃が重い・緊張が抜けない日に|生姜とはちみつのホットウォーター

胃をあたためて、寒さとストレスで固まった体をゆるめる一杯
【材料&作り方】生姜
*湯 200ml

*生姜すりおろし or 生姜チューブ  小さじ1
*はちみつ  小さじ2

カップにお湯を入れ、そこへ生姜とはちみつを入れて、かきまぜて出来上がり。

生姜のジンゲロールは、胃腸の血行を促し、消化機能を助けるとされています。
体をあたためてくれます。
おつかれちゃん

生姜もはちみつも「たっぷりめ」を意識すると、いいです。

風邪っぽいときも、これ飲んでみて。

 

③ とにかく疲労感が強い日には|あったか濃厚ピュアココア

幸福感ホルモンを後押しする、ご褒美の一杯
【材料&作り方】
*ピュアココア(砂糖や乳製品の入っていない純ココア) 小さじ2

*お湯 大さじ1(練るためのお湯)
*お湯 130ml
*好みで、砂糖 or てんさい糖  適量

ピュアココアをカップに入れ、少量のお湯を入れて練ります(2分くらい)。
練ることで、コクも風味も深くなります。
きれいに練れたら、お湯を入れて全体を溶かし、甘みをプラスして出来上がり。
ミルクで作る場合に比べて、カロリーと脂肪も減らせます。

ピュアココア」(純ココア)は、砂糖やミルクが入っていないカカオパウダー
チョコレートのような芳醇な風味が味わえます。
ピュアココアのカカオに含まれるテオブロミンには、精神的ストレスの緩和作用があり、緊張をほどく効果が期待できます。
おつかれちゃん

ピュアココアとてんさい糖

(写真:私物。スーパーで買えるピュアココアとてんさい糖)

はじめに「少量のお湯」でココアをよ~く練るのがポイント。
これをやるのとしないのとでは、カカオの風味が違うからやってみて!

ミルクで作るココアが王道なのかもですが、私はこれが好き。

 

てんさい糖は砂糖よりも甘みが自然で、オリゴ糖やミネラルを含むから、個人的におすすめです。

 

 

④手足の冷えがひどい日に|ヒハツ(ロングペッパー)ホットティー

冷え体質さん必見! 血流を底上げするスパイス入りのドリンク
【材料&作り方】
*お好みの紅茶

*ヒハツ粉 少々
*はちみつ or てんさい糖(お好みで適量)

温かい紅茶にヒハツ粉を少々入れるだけ!よく混ぜてから飲みます。
甘さはお好みで、はちみつかてんさい糖がおすすめです。

ヒハツは、胡椒に似たスパイス。スーパーでも買うことができます。
ヒハツに含まれるピペリン類は、末梢血流の改善や代謝アップに効果ありとされています。
スパイシーな味わいで、体から温まる感覚があります。
おつかれちゃん

ヒハツ

(写真:私物)
写真左は、スティック状のヒハツパウダーで、持ち運べる点が便利。
私は外出先でコーヒーにちょっと入れて、スパイスコーヒーにしています。
どちらもインドネシア産です。料理にも使えますよ。

超簡単に作るスパイシー紅茶。

冬の癒しを意識するなら、コーヒーよりもカフェインが比較的少なく、リラックス効果のある紅茶を。

ヒハツが初めての人は、まずは「少量」から試してみてね。
そこから自分にとっての、ヒハツホットティーの適量をみつけて。

 

⑤心がザワつく午後に|ルイボス×カモミールのブレンドティー

ノンカフェインで、仕事や家事の合間の深呼吸タイムにぴったり
【材料&作り方】ルイボスティー
*カモミールのティーパック

*ルイボスティのティーパック
*お湯
*好みで、はちみつ or てんさい糖

カモミールティーとルイボスティーのティーバッグを1袋ずつお湯に入れて、蓋をして3分間蒸らします。
甘みがほしいときは、お好みではちみつかてんさい糖を。

ルイボスティーには、ポリフェノールやミネラルが含まれていて、抗酸化作用があります。
それにより、ストレスによる自律神経の乱れにアプローチすると考えられています。

また、ルイボスティーに含まれるマグネシウムが、神経の興奮を抑え、ストレスやイライラを和らげると言われています。

心身の緊張を和らげるハーブ、カモミールとのコンビでやさしく心と体に働きかけます。

おつかれちゃん

緊張をやわらげる2つのお茶をブレンドさせて、

あたたか~くしてお飲みください。
深呼吸できる一杯になります。

 

手軽が一番!市販で手軽に買える“癒しドリンク”セレクション

冬の癒しドリンクレシピ

忙しい冬の毎日。
かんたんなレシピでも、今日は作る気力がない…、忙しくて作れない…、というときもありますよね。

そんなときに助けてくれるのが、
手間なく買えて、すぐに心と胃がふっと軽くなる市販の癒しドリンクです。

コンビニ・スーパー・通販で買える「お守りの一杯」 を厳選して紹介します。

①「ルイボス×ジンジャー×カモミールティー」(成城石井)

 “ゆるめる成分”がこの一杯に集まって、夜用ドリンクとしても優秀


「成城石井公式オンラインショップ」より

成城石井で人気のブレンドティー。
手作りするのが面倒な人や、忙しい人には、これ。
カフェインゼロなので、夜でも安心。

【癒しポイント】
*カモミールの鎮静作用

*ルイボスの抗酸化
*ジンジャーの温め効果
→ まさに冬の心をゆるめるトリプルセットがこの1杯に!
ルイボスの酵素活性サポート作用は、ストレスで乱れた自律神経の回復に役立つとされています。生姜の温め作用、カモミールの緊張を和らげる作用と、癒しの力を集めたドリンク。手軽に飲めるので、常備している人も多いようです。
 

② 「Warmヒハツしょうが紅茶」(日東紅茶)

スパイシーなヒハツと生姜で、からだの芯からあたためて、緊張をふわっとほどく


「日東紅茶公式サイト」より

スパイシーなヒハツ(ロングペッパー)× 生姜のダブル温熱コンビ。
ステックが8本入っています。
手足の冷えが強い人に特におすすめ。

【癒しポイント】
*飲むだけで体があたたまり、「安心感」が戻る

*冬の胃の重さにも良い
ヒハツのピペリンには末梢血流を促進する作用があり、冷え対策として注目されています。
生姜のあたため作用とダブルで、心と体にしみこみます。
 

 

③ 「家族の甘酒」(西酒造)

「飲む点滴」と呼ばれるほどの栄養で、心と体にエネルギー補給

甘酒は、アルコールを含まない、添加物なし、国産にこだわった米麹甘酒をおすすめします。

この「家族の甘酒」の原料は、「麹」と「水」だけ。
麹との相性が良い、契約農家育てた国産米を使用し、砂糖もアルコールも含んでいない甘酒です。

寒さを感じる季節は、ホットで飲むと体の中から温まり、温活にもなります。
疲れきった日こそ、この甘酒の天然の甘みとやさしさがしみます。

【癒しポイント】
*砂糖不使用(麹甘酒)でも自然な甘みを感じられる
*冬の“気持ちの沈み”をふわっと支えてくれる
甘酒には、エネルギー代謝をサポートするビタミンB群(B1・B2・B6・ナイアシン・葉酸)やアミノ酸がたっぷり含まれていて、疲れた体を回復へと後押ししてくれる飲み物です。

さらに、甘酒に含まれる麹菌は、胃腸での消化・吸収を手伝ってくれるため、免疫力を整える働きも期待できます。
また、脳や神経のエネルギー源になるブドウ糖も自然に含まれているので、心の疲れにもスッと効いてくれる一杯と言えるでしょう。

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まとめ|冬の癒しドリンクで、心と胃をそっと整える習慣を

冬はあたたかい飲み物でストレス解消

冬は、気温の低さだけでなく、心も体もぎゅっと縮こまりやすい季節です。
ストレスで食欲が落ちたり、なんとなく気分が沈んだり、眠れなかったり…。

そんな日こそ、自分をあたためてくれる癒しドリンクが、思っている以上に大きな支えになります。

  • 不安が強い日は カモミールのやさしさ
  • 胃が固い日は 生姜とはちみつの温もり
  • 冷えがつらい日は ヒハツやスパイスの力
  • 心が弱った日は 甘酒の自然な甘み

「あ、今日はこれが飲みたいかも」

そう思った一杯は、あなたの体がいま本当に求めているサインです。

忙しい日々の中でも、
温かい一杯をゆっくり飲む時間は、心を立て直す大切なケアになります。

どうか、この冬は自分を冷えから守るように、
疲れた心と胃にもやさしくしてあげてくださいね。

 

おつかれちゃん

あなたが今日もほっと息をつける時間がありますように。