毎日の仕事や人間関係で、ついストレスをためていませんか?
そんなあなたに、ストレス解消の天才・所ジョージさんから学ぶ、脱力系の生き方ヒント集をお届けします。
いつもニコニコ、好きなことに没頭して、人生をまるごと「遊び」に変えてしまう所さんの姿は、まさに理想のストレスフリーライフ。
そんな所さんの生き方を貫く、自由で縛られない考え方は、現代人が忘れがちな「脱力系の幸せ」のヒントがたっぷり詰まっています。
この記事では、所ジョージさんの言葉やライフスタイルから、“ゆるくて深い”ストレス発散方法のヒントを、私なりにまとめてご紹介します。
力を抜いて、ふっと笑いながら読んでいただけたらうれしいです。
1.「楽しむこと」を最優先にする、所さん流の思考法
どんな自分も、まるっと面白がる
所ジョージさんは、いつも「楽しむ」ことを最優先にしていて、自分を偉そうに見せたりしません。むしろ、「人間って、もともとちょっとおバカな生き物なんだよ」と、いい意味で肩の力を抜いているんです。
所さんのこの名言、私は何度も読み返しました。
いろんなことで泣く人は、自分を良い位置に置いているから泣いちゃうわけ。
もともと自分は愚かで、愚にもつかない人間だと思っていれば、笑えるのね。
もっと言うと、人間って、そもそも愚かだと思えばいい。
そうしたら、全部笑える。
— Forbes JAPANより
大学時代に、必修科目を取り忘れて除籍になったことすら、自分で「猛烈に面白い!」って笑い飛ばしてしまう所さん。
私だったら、奈落に落ち込ちてしばらくは浮上できないと思うことも、所さんは人生の“ネタ”として楽しんじゃうんですね。
ネガティブなことも「イベント」として捉える所さんの発想は、痛快です。
「今、目の前」を全力で楽しむ
所さんは、将来の不安よりも「今日楽しいかどうか」を大切にしています。
毎日のちっちゃい幸せじゃなきゃ意味ないよ。
毎日が幸せだったから、死ぬときも幸せだったなあって感じるわけで。
だから、不満は持たないことが大切なんじゃないの?
— 整体庵大空より
若い頃、お金がなくてアイスコーヒーすら頼めなかった時期に、「それもまたいい思い出」と笑っていたという所さんの考え方に、私はとても幸せを感じました。
大変な状況でも、どこかに「楽しさ」を見つける力。それが、所さんの最大のストレス解消法なのかもしれません。
2.完璧を求めない、ゆるやかな生き方
肩の力を抜いて、自分らしく
以前の私は「ちゃんとしなきゃいけない!」と、自分に力を入れては追い詰めていたように思います。
でも所さんの生き方、考え方に憧れるようになってからは、「ちょっと抜けてても、まぁいいか」と思えるようになりました。
だって『できあがった』とか『枯れちゃった』までを、『計画立ててた』って嘘つくんだから(笑)。
“触れたこと”が事実で、事実に失敗はない。
— Yahoo!ニュースより
庭の桜を自分で切って枯らしちゃったことも、「俺が枯らした桜だし」と堂々としている所さん。
結果よりも、「やってみたこと」そのものを楽しむという精神。
そこには、所さんのストレスフリーな思考が表れているように思います。かっこいいですね。
今あるもので、じゅうぶん楽しむ
私たちは、将来のことを考えれば不安になるし、今の生活でも「もっとお金があれば…」「環境が良ければ…」と、ないものばかりに目がいってしまいがちです。
でも所さんのこの言葉には、ハッとさせられました。
例えば、年金が13万円だったとするじゃん。
でも、その中で楽しいこと探せってことだよ。
何も30万あれば安泰なのになあ、なんて思うことが重要じゃないよ。
13万の中で『なんとかできるな』って思うことなんだと思いますよ。
— 整体庵大空より
条件が整ってから幸せになるのではなくて、「今あるもの」を工夫して楽しむこと。
それが、所さんの強さであり、私たちが学べる“心の余裕”なんだなと感じます。心の余裕は、自分の思考次第なんですね。
3.「遊び」を暮らしのど真ん中に置いてみよう
世田谷ベースは、大人の“秘密基地”
所ジョージさんの活動拠点「世田谷ベース」は、まさに“遊び”を楽しむための大人の空間。車やバイク、楽器、模型など、所さん自身の「好き」がギュッと詰まった宝箱のような場所です。
世田谷ベースはね、カテゴライズされてないから面白いんだよ。
植木の陰におもちゃのライオンがいたり、スナイパーが隠れてたり。
子どもみたいなことを、大人が本気でやってるんだよね。
——朝日新聞デジタル
大人になると、「遊び=ムダ」と思いがちですが、所さんにとって“遊び”は人生そのもの。
だからこそ、日常のストレスから自然と解放されるのかもしれません。
自分の手でやるから、楽しい
何でも便利なこの時代に、あえて“自分の手”で作業をする。所さんはその「ひと手間」をとても大切にしています。
自分でやったほうが、なんか“豊か”なんだよね。
木を切って、庭が明るくなったときのうれしさとか、失敗して木が枯れても『俺が枯らした桜』って思えるからね。
——Yahoo!ニュース
効率より、達成感を大切にしたい。
完璧じゃなくても、自分の手で何かをすることが、心をじんわり満たしてくれることを、思い出させてくれます。
4.所さんの“時間の感覚”と“価値観”に学ぶ
「1973年が未来」ってどういうこと?
所さんは、あえて「未来は1973年にある」と言います。
なんだか逆のように聞こえるけれど、それにはちゃんと理由がありました。
畑仕事したり、汗かいたり、風を感じたり、夕立のにおいを嗅いだり。
そういうのが“豊かな暮らし”だと思ってる。
みんなが追いかけてる未来って、実は昔にあるんじゃないの?
——Yahoo!ニュース
便利になりすぎた現代だからこそ、原点に戻ることが“豊かさ”につながる。
もっと言えば、自然と共生してきた昔の人間のあり方にもどってみると、心は今よりもっと幸せを感じられる…ということなのでしょう。
所さんは、そんな価値観を持って、豊かな暮らしを実感しているんです。
頭じゃなくて「体験」でわかること
何でも実際にやってみることを大切にしている所さん。
農業だって、やってみないと“わかったふり”はできないと言います。
実際に自分でやってないと、本当の話はできないよね。
経験があるからこそ、相手とちゃんと話ができる。
だから、俺は実体験を大事にしてるんだよ。
——Yahoo!ニュース
ネットで情報は簡単に手に入るけど、心に残るのは“体で覚えたこと”。
実体験を大切にする姿勢が、嘘のない、つまりはストレスのない、ブレない生き方のベースになっているのかもしれません。
5.誰かの笑顔は、自分の楽しさから生まれる
「自分が楽しんでる姿を、誰かが見てくれる」
所さんは「自分が楽しい」だけではなく、「その姿を誰かが見て笑ってくれる」ことを大切にしています。特に、奥様との関係がその象徴。
僕の人生って、自分だけが楽しむんじゃなくて、それを見てるカミさんが『楽しそうだな』って思ってくれるのが一番うれしい。
——パイロット インタビュー
自分が笑っていると、周りも楽しくなる。
それが自分の一番に嬉しいこと。
その循環を知っているからこそ、所さんを中心にした人間関係は、和やかな雰囲気に包まれているのかもしれません。
神様よりも、隣の人
「神様が見ている」「お天道様が見ているよ」って言葉、聞いたことありますよね。
隠れて悪いことをして、誰からも見つからなくても、神様は見ている…という意味です。
でも所さんは、こう言います。
神様よりも、お日様よりも、まずは“周りの人”が見てるんだよね。
で、その“周りの人”を、“神様”って言い換えてるだけなんだと思う。
——Yahoo!ニュース
道徳や正しさって、遠くの正義ではなくて、今ここにいる人への思いやりが大事。
そんなことを教えてくれるかのような、所さんの言葉です。
まとめ丨所さん流・ストレスをためない生き方のヒント
所ジョージさんの生き方から、ストレス解消のヒントをぎゅっとまとめると……
失敗やトラブルも、ネタにして笑える自分になろう。
2.完璧じゃなくていい
ちょっと不格好でも、自分らしく生きるのが一番。
3.今あるもので楽しむ工夫を
足りないものを数えるより、あるもので遊ぼう。
4.遊び心を忘れない
日常に“ワクワク”を取り入れよう。
5.手を動かしてみる
便利を手放して、手や身体を動かしていくと、心がちょっと満たされる。
6.自分だけの“豊かさ”を見つける
流行や世間の価値観に流されないで、自分にとって大切と思える価値観をみつけよう。
7.やってみる!が一番の学び
体験こそ、心に残るストーリー。
8.人と笑い合う時間を大事に
「自分が楽しむ」ことが、周りを元気にする。
所ジョージさんの生き方は、ストレスから解放される知恵に満ちています。
彼のように「楽しむこと」を真ん中に置いて、ちょっと肩の力を抜いてみる。それだけで、日々のストレスはずいぶん軽くなるような気がします。
あなたはどう思いますか?

所さん流の生き方、参考になったらうれしいです。
今日も、やさしい一日を。。。
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